忍者ブログ

こまはるlogs

こまはるのTRPGログ保管庫です。

CoC『ストックホルムに愛を唄え』感想

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

CoC『ストックホルムに愛を唄え』感想

CoCシナリオ『ストックホルムに愛を唄え』
KP:きいちさん
PC:神楽 桐乃 HO1 (PL数吉さん)
PC:柳 雪夜 HO2 (PLこまはる)
【プレイ後感想】
ネタバレ配慮なし!


ベストエンドで二人とも無事生還!
最後の台詞は泣きじゃくる桐乃ちゃんへの「…おはよう桐乃」でした。
HO2ということで、『幼なじみの女の子が何故か酷く恐ろしい、だが同時に守らなければという想いも持っている』っていう前提で挑んだわけですが、終わってみて改めて良いHOじゃった…。
雪夜は勉強も出来る方、顔も並より上で運動も嫌いじゃないし家も貧乏では無い、かなり恵まれた少年なので、茨の部屋で真相を思い出したとき、檻の中で受けた理不尽で文化的でない行為の数々が心底受け入れがたかったし、同時にそういう行為をしてくる相手の心理がまったく理解出来なかったと思う。
ましてそれを幼い頃から兄弟のように育ってきた桐乃ちゃんが行ったことが。
「たとえどんなことで脅されたとしても、自分なら幼なじみに暴行なんて絶対にしないのに」
という甘く、ある意味傲慢な考えを抱く雪夜(実際は桐乃ちゃんは洗脳されていたのでまた話が違うのたが)なので、記憶が戻ったとき「何であんなことしたの」「答えてよ!」と詰問に至ったわけで…桐乃ちゃんかわいそう…。
この時桐乃ちゃんがいっそ身も世もなく泣きさけんでくれたら、
あんなことをされたけど、目の前の幼なじみは力は強くても気は弱くて、引っ込み思案で、密かに獣医なりたいと願っている優しい女の子でそれは嘘じゃなかったはずだって思い出して口を噤めたかもしれないけど、
またねーー桐乃ちゃんがねーー泣きはしても大泣きはしなくてねー!たぶん自分が泣くのは卑怯って我慢してくれたんだよねぇ……我慢強い良い子…。
(しかもここで個別タブで密かに心理学を連続3回失敗してしまい雪夜のヒートアップは長引いてしまうのであった。成功すると当時の桐乃ちゃんの様子が正気でないと気付くのだが)
暴行を受けるなかでHO2は犯人を殺すって考えに取り付かれたらしいけど、雪夜は弁護士志望で多少知識があったから例え犯人を殺しても正当防衛が適応されるはずだし、過剰防衛をとられても心神耗弱で重罪にはならないって冷静に計算していたとおもう。現実逃避含みで。
でも本来の雪夜なら犯人はきちんと法の裁きを受けるべきだって考えただろうから、殺人を犯したことは後悔はしなくても一生背負い続けるだろうなー。
病院で目覚めた後については、
恐らく雪夜のほうが重傷で長く入院するだろうしすぐに受験が本格化するだろうから桐乃ちゃんとはうまく話せないまま卒業してしまい、元々の志望校だった圏外の進学校の寮に入ってしまうので暫くギクシャクしたままかな、と。
でも雪夜は桐乃ちゃんのことを許せないわけじゃなくて、理性ではもうわかっているし仲直りしたい。
ただ暴行がトラウマになってるためにふとした瞬間に(特に桐乃ちゃんと居るときに)どうしようもない恐怖に襲われてしまうのはそんなにすぐには直らない。
柳家と神楽家は懇意にしてたけど今回の事件でそこも疎遠になっているだろう…
たぶん二人が高校に進学して夏休み位になったら、長期休暇で帰ってきた雪夜が桐乃ちゃんの所に行って事件のことや夢のことちゃんと話して、雪夜から酷いこと言って避けて御免、謝りたいって言いに行くとおもう!自責の念にかられてる桐乃ちゃんに受け入れて貰えるかわからんけど!


柳雪夜の名前は『柳に雪折れなし』から。
柔らかくしなやかなものは、堅いものよりも、よく耐えたり丈夫であったりする。

折れずに生きていってほしいな!
砒素入り林檎を二つに切って、手をつないで青いベンチ(勝手に決めた)に座って食べて死んだシーンかなりエモかったです。
おつかれさまでした!!
PR

コメント

プロフィール

HN:
こまはる
性別:
非公開

P R