こまはるのTRPGログ保管庫です。
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2018年9月2日 KP:ヒカミ卓 第三班
CoC「狂気山脈~邪神の山麗~」
アンリ・ダヤン(アメリカ人) PL:まおみ
ユルヨ・ハユリュネン(フィンランド人) PL:きいち
ノーマン・G・リンダナース(カナダ人) PL:こまはる
(後編1) 中編はこちら
【天候決定ロール(極高所)】
ユルヨ:CCB<=60 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=60) → 38 → 成功
アンリ:CCB<=40 幸運
Cthulhu : (1D100<=40) → 10 → 成功
ノーマン:CCB<=30 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=30) → 5 → 決定的成功/スペシャル
【快晴無風】
粘り勝ちでまさかの全員成功!
ノーマンのクリティカルは次回に持ち越せることに。
ノーマン:よし今だ行くしかねえ!
K2:まった甲斐があったな
喜ぶ一同だがけK2の咳がひどい。
薬を飲んでいるか尋ねるノーマンに、K2は一般的なものは飲んでいると答える。
ノーマン:わかった、よしじゃあ行こう
アンリ:CCB<=90 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=90) → 86 → 成功
KP:【ナビゲート2】
穂高 梓:CCB<=80 【ナビゲート】
Cthulhu : (1D100<=80) → 75 → 成功
コージー:俺が行ってもいいのか?前に。
ノーマン:アンリに頼もう、悪いな
アンリ:ああ、俺が行こう
おとなしく下がるコージーだが最後尾にいくわけではなく、
ナビゲートする様子を見ているようだ。
成長してる…。
アンリ:CCB<=90 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=90) → 13 → スペシャル
ノーマン:CCB<=70 【ナビゲート】
Cthulhu : (1D100<=70) → 37 → 成功
順調に進む一同。
しかし、K2が前に出ようとしたそのとき、K2が吐血して倒れる。
慌てて支えるノーマン、駆け寄ってくる梓とアンリ。
肺水腫と脳浮腫を併発しており、重度の高山病で意識も朦朧としている。
K2おまえ~~!!おまえ~~~!
K2はうなされるように、虚空にぶつぶつとなにか呟いている。
耳を近づけるノーマン。
K2:コージー、お前の言うとおりだ…わたしは、第一次隊が失敗したときいたとき、しめたと思ってしまった
K2:バチがあたってしまったんだ…許してくれ…
ノーマン:おいおいK2~、そんな言わないだけで誰もが思っただろで魘されんじゃねえよ
K2に意識はほぼないため返事はなく
コージーはバツの悪そうな顔をしている
梓:とにかく、K2をここに置いてはいけないわ。デスゾーンでは回復は見込めない。
K2を少なくとも7000mまでは降ろさなければならないと説明する梓。
一時言葉を無くす一同。
ノーマン:7000まで今更戻ったら登頂はほぼ不可能だ
梓:…そうね
ユルヨ:そもそもあの崖はどうするんだよ
ノーマン:あそこのアイスフォールはまだザイルがあるからロープで下すことは可能だろう
ノーマン:問題は、全員で行くか否かだ。俺はこの山の天辺に登りに来た。
ノーマン:引き返すって選択肢は俺の中には無いんだがな
梓:ええ、そうね、わかってるわ
梓は一人でK2を7000mまで下すと伝えてくる。
探索者たちは頂上を目指せばいい、と。
ノーマン:OKアズサ、俺はそれで構わない。ほかの三人はどうだ?
アンリ:そうだな…俺も正直まだこの山でやらなきゃいけないことがあって出来れば山頂を目指したい
アンリ:でもケビンをこのまま連れていくわけにはいかないから…梓さんに頼めるなら…
ノーマン:おいおいアメリカンはっきりしろよ!登るんだろ、お前は!
アンリ:…ああ!登るよ、俺は!だけど…うん、俺からもよろしく頼む
梓:ええ、任せて
ノーマン:カメラマンは?
ここでPLの葛藤タイム。
きい:中の人的には登りたい気持ちあるけどユルヨはこれ梓一人で行かせられないよぉ
KP:納得できる行動をどうぞ!
ユルヨ:ここから先はプロの登山家に任せるとしようか。俺は下りるよ!
コージー:えっお前下りるのか?
ユルヨ:いやあさすがに女一人であんな山下させるわけにいかないだろ
梓:あら、女女ってずいぶん見くびってくれるけど、私は登山家よ。
ノーマン:そうさ、こんなところまで来たんだから梓が一流の登山家ってことは皆わかってるだろう?
ユルヨ:そりゃあわかってるさ、だけどねえ。流石にK2を下すのは大変だろう
ユルヨ:それを一人でやらせるのはわけにはいかないかな
ノーマン:まったく死体の写真のときといいお綺麗なこった
ユルヨ:まあまあまあ写真ってのは綺麗なものだからさぁ
ノーマン:さあな、俺はその態度はよくわからん
ユルヨ:そうだなぁ、まあわかるような世界でもないさ
ノーマン:やる気のないやつは足手まといになるからな、俺は止めないぜ
ユルヨ:まあ代わりといっちゃなんだ、このカメラ持って行ってくれないか
?!?
一眼レフでしょ…?重くてデカくて高いやつでしょ…?
ノーマン:重くて邪魔だww
ユルヨ:そんなこと言わずに
ノーマン:無理だ、写真を撮る技術なんかないからな
ユルヨ:う~んまあうまく取れなくたっていいさ
ノーマン:とにかく邪魔だ、俺は御免だ。頼むならアンリに頼みな!
アンリ:俺か?じゃあ俺でよかったら…
ノーマン:自分で行かないくせに写真だけとってきてくれなんて随分調子のいいことをいうやつだ
ユルヨ:なになに、俺が言ってんのは天頂の写真じゃない、お前たち三人の写真を上で撮ってこいって話だ
ノーマン:だからそれば甘えてるっつってんだろうが。下りるんだったら何も頼まねえでさっさと下りな
ユルヨ:まああんたには頼んじゃいない
言い合う男達の間に割って入る梓
梓:ユルヨ、貴方が優しいのはわかってるつもりだけど、でも私言うわ、一人でも下せる!
梓:それでも、貴方は一緒についてきてくれるの?
ユルヨ:ああついてくさ!
梓:そう…もう決めてるなら何も言えないわね。後悔しないわね?
ユルヨ:ああ、後悔しないさ。二人と行かなかったことを後悔するよりマシさ。
梓:わかった、ありがとう。
そのやり取りを黙ってみていたコージー。
ノーマン:コージー、残るはお前だ。どうする?
コージー:え?なんだよ俺にも聞くのか
ノーマン:この間は一人だったから残すわけにいかなかったが、今回はお前の意思をもう一度確認しておきたい
コージー:馬鹿言うな、お前がついてこいっていったんだ
ノーマン:ようしそれでこそ登山家だ!一流のアルピニストってやつだな
ちょっと嬉しそうにするコージー
ノーマン:じゃあ3,3でチームを分けよう。梓、悪いが治療キットのようなもの分けて貰えるか
梓:そうね、貴方たちに少し荷物を分けておきましょう
もともと回復キットは各自持っているが、さらに応急処置に+5%を貰う。
これはデポしても継続して使用可能。
方針が決まったのをみて今後の予定を話す梓。
下山チームはまず7000mまで下り、K2の体調が小康になり次第下山するとのこと。
登頂チームとは無線で連絡を取りあうこととする。
ノーマン:電波が何メートル届くのか知らねえが、まあそうするか
梓:きっと大丈夫よ
ノーマン:ハッハッハおいおいアズサ、あまりにも悲痛な表情やめてくれ
ノーマン:俺たちは死にに行くわけじゃないからな
梓:勿論わかってるわ、でも心配なのよ、いいでしょ
ノーマン:はいはいありがとよ、あんたの背中と頭に羽と輪っかが見えるぜ
梓:縁起でもないこといわないで
ほとんど意識のないK2に近づき声をかけるノーマン
ノーマン:K2、悪いが初登頂は俺たちが頂くぜ!…まあ聞こえてないだろうけど
特に返事はないが、一瞬ノーマンの服の裾を強く握って離す。
ノーマンもケビンの肩をポンポンと叩れて離れる。
ユルヨはデータチップを抜き替えてからカメラをアンリへ渡す。
ユルヨ:いままでの写真はこっちでもっとくからさ。じゃああとは頑張ってくれよ。
アンリ:端からそのつもりだ
ノーマンはそのやり取りをチラっとみるが特に話しかけはしない。
そんな様子をみていたコージーは、登っていくノーマンと、横で待ってくれているアンリと、
そして下りていく三人を暫く交互にみるが、ノーマンについていく。
我慢できず笑い出すPL達。
こま:この先コージーと三人とかウケルwこんなPT分け多分初めてでしょww
まお:www
こま:登頂までコージー連れてったら伝説になれそう
きい:wwwがんばってww
PCが分かれてしまったので処理の相談を行う。
話し合いの結果、ユルヨは「天候の男」として天候決定ロールだけ参加することに。
何だこれ…
しかしK2とユルヨも居なくなったため、残った人間のナビゲートは完了済。
この先どうなるか最後にアンリのナビゲートを行う。
KP:ユルヨ:CCB<=50 【ナビゲート】
Cthulhu : (1D100<=50) → 4 → 決定的成功/スペシャル
最後の最後にクリティカルの置き土産を残してくれたので、
登頂チームは迷いなく9000mへ向かう。
コージーは最初と比べても迷いない足取りで進んでいる。
アンリ:大丈夫か?
コージー:これくらいどうってことない
ノーマン:もう美人の女医はいないからな~?w
コージー:そういえばお前は一度も彼女に手当てしてもらわなかったな、残念なやつ
ノーマン:おお?wよくいうじゃねえかお前w
アンリ:まあ怪我ないことはいいことだ
ノーマン:じゃ~この先も元気に登りますかね~
アンリ:そうだな
ノーマン:この先はすでに前人未到の地だろ?
アンリ:そう考えると凄いな
ノーマン:ああ、だがこの人数で噂の大黒壁とやらをクライミングするとおもうと
ノーマン:流石の俺でもブルっちまうなw
コージー:だが、第一次登山隊の奴らは8000mで死んだんだろ?ここまでなんもなかったな
ノーマン:確かに…まあ全員夢見て頭おかしくなっちまったんじゃねえのか?
アンリ:そういえば二人足りなかったんだよな…
ぽつりと漏らすアンリの声色が重い。
ノーマン:そういえばアンリ、いい加減吐けよ。お前ただ登りにきたんじゃないんだろ?
アンリ:ああ、そうだな。これは勝手な私情なんだが、俺の友人が第一次登山隊でアタックしたんだが
アンリ:帰ってこなくて…。それで今回のアタックに志願したんだ。それが俺の目的だ。
ノーマン:なるほどね、それで二人足りないとかいってたわけか
アンリ:ああ、友人の姿が見当たらなかった
ノーマン:じゃあもしかして、上で死んでるのかね。まあそれまでに雪に埋もれてみてないだけかもしれんが
アンリ:あんまり生存の可能性はないだろうな
ノーマン:まあ死んでるとは思うぜ、お前には悪いけど
コージー:そいつの名前はなんてんだよ
まおみん決めてなかったので急きょリチャードで決定。
コージー&ノーマン:ふーんリチャードね
アンリ:なんだ
ノーマン:いやいや、もし何か見つけた時はちゃんとネームタグを見てやるよ
話しているうちに9000m地点、キャンプが張れそうな場所へ到達。
ここで全員目星の指示。
ノーマン:CCB<=70 【目星】
Cthulhu : (1D100<=70) → 75 → 失敗
コージー・オスコー:CCB<=40 【目星】
Cthulhu : (1D100<=40) → 78 → 失敗
アンリ:CCB<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 11 → スペシャル
この結果はアンリの気持ちが通じた感じで好き。
アンリは無意識に探していたものをここでついに見つける。
風よけが出来そうな岩陰に、一人の死体を発見する。
今までの死体と同様に高山の死体にしてはボロボロの状態だが、
唯一見て取れる外傷である足の怪我は大した怪我には見えない。
登山服のネームタグを見ると、リチャードだと書かれている。
あとからついてきたノーマンがアンリの後ろからのぞき込む。
ノーマン:おいおい噂をすればなんとやらじゃないか
アンリ:そうだな…まあ、期待はしていなかった…
コージー:見つからないよりは…よかったな
ノーマン:友達に見つけて貰えて幸せ者じゃねーか?
コージー:ま、俺は向こうでテント張ってっから…精々一人でメソメソしろよ~!
コージーはその場を離れる。
こままおきい:立派に…立派になって…!
リチャードのそばに残ったアンリとノーマン。
アンリ:第一次登山隊は8000mで終わったって聞いてたけど、お前はここまで登ってきてたんだな…
ノーマン:そうだな…でもこいつ一人か?もう一人いるんだろう?
アンリ:そのはずだ
ノーマン:傷もみたところ大したことなさそうだし、相棒はどこにいったんだ?
アンリ:なにがあったんだ…
ノーマン:おい荷物、使えそうなモンもらってこうぜ
アンリ:ああ…
ノーマン:そんなに落ち込むなよ、山に登るときはいつだって死ぬ覚悟できてるだろ、俺たちだって
アンリ:そうだけどな…さすがに友人の…何度かあったけど、さすがに堪えるよ。なれるものじゃないさ
ノーマン:まあなぁ…
荷物を漁るノーマン。
手記を見つけたため、アンリへと手渡す。
アンリはその場でそれを開く。
「第一次登山隊は山頂を踏むことなく壊滅した。
道中道の生物に遭遇し、襲われ、みな狂気に侵されて死んだ。
最後に残った私とパートナーの二人で、何とか登頂を目指すも大黒壁を
登り切ることが出来ず、落下。
私は足を負傷し、パートナーは背骨を強く打ち付け行動不能となった。
あとに続くもののために記す。
この先、頂上直下に大黒壁の垂直登攀が待ち構えている。
大黒壁は、黒い岩肌と氷がとぎれとぎれにでてくるミックス帯だ。
ここからが要点だ、大黒壁の登攀の際に、岩肌を傷つけてはならない。
岩肌を打ち付けると、粘性の高い液体のようなものが染み出してくる。
この粘液は金属を腐食し、肌を溶かすため登攀が極めて困難になる。
当然、ボルトやハーケンは打ち込めないし、アイゼンをはいて岩を踏むこともできない。
私はこれに気づかず、アイゼンとピッケル、そして指の悉くをダメにした。
この壁を登るにはきっと、氷がへばり付いている場所を慎重に選びながら進むか、
ピッケルとアイゼンを捨て、フリークライミングで進むしかないだろう。
私は足を引きずって下りることもできたはずだ。
なのに、なぜかこの場所から動くことが出来ない。
山頂から目が離せないのだ。
このままでは私も仲間もここで朽ち果ててしまう。
いまの満身創痍の状態で登頂は無理だ。
ならば、せめて動ける私だけでも下りなければ。
そう思うのに、しかし。
なぜだ、私はどうしてもここから下りることが出来ない。
友よ、きっと私を見つけ、あの山の頂きを目指す友よ。
ああ、君が今すぐにあの山を諦めて、引き返してくれればどれだけよいことか。
だが友よ、アンリ、私は知っている!
最高の登山家である君が、そんな選択をとりようがないことを。
だから覚悟して向かってくれ。
そして願わくば、君がこの山を制覇してくれんことを」
しばし無言。
ノーマン「…あんたの友達、やるな」
アンリ「…………最高の登山家だ」
リチャードの遺体を抱きしめるアンリ。
ノーマンはそれを暫く黙ってみている。
その後アンリへ声はかけずに、残っていたリュックの中を物色する。
食料が何日分か残っている。
ノーマン:1D4
Cthulhu : (1D4) → 3
三人分換算で三日分の食料を見つける。
食料残り21日分に増加。
ノーマンは胸の前で十字を切り、祈るような動作をする。
アンリはリチャードの遺体をできる限り綺麗に整えてやり、ネームタグを回収する。
アンリ:…ありがとう
そこにテントを張っていたコージーが何かを手に戻ってくる。
コージー:おい、これアンタの友達のだろ
それは刃がボロボロになったアイスアックスだ。
アンリには見覚えのあるアイスアックス。
柄の部分にはリチャードの名が記されている。
ノーマン:これがさっきの手記にあったやつか
アンリ:そうだな
ノーマンはコージーに手記の記載を共有する。
気味悪がるコージー。
アンリ:岩肌を傷つけてはいけないらしい
コージー:じゃあどうやって登るっていうんだ?
ノーマン:(溜息)はぁ~~シェルパじゃねえんだぞ俺たちは…フリークライミングか
ノーマン:あるいは氷でおおわれてる部分だけ使って登るしかない
コージー:はああ?正気の沙汰じゃねえよ
ノーマン:アッハッハ!流石だなぁ大黒壁…イカれてやがる
アンリ:一筋縄ではいかない
コージー:このイカれた山に登ろうっていったのはお前らだぞ
ノーマン:いやぁ~wまいったね全く、たまに自分でも自分が信じらんねぇぜ
信じられないものを見る目でノーマンを見つめるコージー
日も暮れたため、ひとまず今日はキャンプをすることに。
ノーマン:じゃ、コージーが張ってくれたテントにはいるか
コージー:おう、一流の登山家が張ったテントだ!ありがたく使えよ!
ノーマン:お~お~…わかったわかったありがとありがと
と言いつつテントの杭がちゃんと入ってるか足で確かめる。
ちゃんと張れてた。
コージー:ああ!?舐めてんのかお前は!
めいめい礼を言ってテントに入る一同。
デスゾーンのため全員ダメージ判定。
コージー・オスコー:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
アンリ:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
ノーマン:1D3
Cthulhu : (1D3) → 1
こま:ノーマン2ダメでいいからコージー1ダメにしてほしい…
KP:心配してんねw
こま:こいつか弱い生物なんだよぉ
まお:ほっといたら死んでしまう…小型犬みたい
こま:ポメラニアン…
食料:20
<登山十四日目>9000m
【天候決定ロール(極高所)】
ノーマン:CCB<=30 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=30) → 42 → 失敗
アンリ:CCB<=40 幸運
Cthulhu : (1D100<=40) → 5 → 決定的成功/スペシャル
ユルヨ:CCB<=60 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=60) → 86 → 失敗
ノーマンの前回の天候クリを使うことに。
【快晴無風】
目の前には大黒壁。
黒々とした垂直で岩と氷のミックス帯。
だが、登れないものではない。
しかし登るためにはクライマー、ビレイヤー以外にナビゲーターをたて、
そのナビゲートに従いわずかなルートを縫って登る必要がある。
そう、3人で1チーム。
こま:ユルヨォーてめえー!!
きい:(爆笑)
こま:いやでも居ないよりはマシ…いますよ、3人目が
まお:どうしようこれ
クライマーの登攀と、ナビゲーターのナビゲートが両方成功して初めて1ピッチ進む。
大黒壁のピッチ数は4。
つまり4回の登攀ナビゲート同時成功が必要。
ノーマン:うん、決まったな。
ノーマン:俺が…クライマー、アンリがナビゲーター、コージーがビレイヤーだ。
コージー:俺が!?
ノーマン:お前だよ!頼むぞ、ザイルパートナーw
ここで立てたフラグを回収することになったノーマン。
コージーにビレイヤーやらせた班って超珍しいんじゃなかろうか(STR11)
命を(コージーに)預けられてKPも引いてる。
ノーマン:俺を命をお前に託す
ノーマンは登攀90、アンリはナビゲート90。
コージーは登攀60でナビゲート45なので落ちない前提でいくしか無いという話に。
ノーマン:で、ここで提案なんだが、もう登っちまえはそこが頂上なんだから、荷物をデポしないか
コージー:そう…だな
アンリ:うん、そのほうがいいと思う
デポを実施。
食糧→14
【装備】
残置 6日分
メリット:登攀、ナビゲート、跳躍、回避に+5%のボーナス
なおコージーは思わず震えている模様。
アンリはその背中をパンパンと叩き、ノーマンも頭をクシャクシャと撫でる。
ノーマン:おいおい俺を誰だと思ってるんだ?お前が必要になる事態はないから安心しなw
コージー:…ッ、デカい口叩きやがって!
デポのボーナスもあるしビレイヤーをアンリにするかまおみんが悩む。
こま:いや、登れないっしょ。わたしコージーの能力のこと信じてる(逆に)
まお:くっw
そのまま当初予定でいくことに。
ノーマン:いや~背中が軽くなったな!
コージー:ただでさえデカいあんたがデカい荷物もってると威圧感が半端ねえんだよな
コージー:邪魔でしょうがなかったぜ(ノーマンの身長は188㎝)
ノーマン:おっきいことはいいことだぞ!
コージー:は?邪魔なんだっつってんだ
ノーマン:ゲラケラ。いざとなったら大きい俺がお前を担いでやるよw
コージー:お前が担がれるような事態にならなきゃいいけどなぁ?!
ノーマン:お前にかかってっぞお~い
コージー:やめろ俺はお前みたいなゴリラ背負えねえぞ
この場面で和やかに少し笑うノーマンとアンリ。
アンリ:じゃあ行くか
コージー:お前ら信じてっからな!
ノーマン:アハハハハ!
アンリ:おお任せろ
ノーマン:頼んだぜアンリ
アンリ:ああ
大黒壁登攀開始!
クライムオン!!
まずは一回目。
二人ともガチの登山家と登山ガイド(地図も作ってる)なので、
ボーナス含めファンブルさえしなければ成功。
ノーマン:CCB<=95 【登攀】
Cthulhu : (1D100<=95) → 68 → 成功
アンリ:CCB<=95 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=95) → 82 → 成功
難なく1ピッチクライム成功。
のこり3ピッチ。
このまま同じ人物が連続して行う場合、技能値−20となる。
ノーマン:俺がこのまま登る
そう宣言してそのまましれっと2ピッチ目。
ノーマン:CCB<=75 【登攀】
Cthulhu : (1D100<=75) → 11 → スペシャル
アンリ:CCB<=75 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=75) → 47 → 成功
息の合った素晴らしいクライミングとナビで2ピッチ目も成功。
これがガチ登山家PTだ!
コージー:お前らまだいくのか?!
ここで流石にこのままいくか悩むそぶりを見せる二人。
ノーマン:あ~
アンリ:流石にきつくなってきたか
コージー:休んだほうがいいんじゃねえの?
アンリ:休むか?
ノーマン:明日の天気が気になる
ここらへん完全にクライマーズハイになってたと今みると思う(こま)
次は成功率55%になるのに悩む二人をコージーが止めに入る。
コージー:お前らかなり登ったぞ?
長考するもここで落ちたら確実に死ぬので何とか踏みとどまる。
まお:正攻法でいくなら休んだほうがいいか
こま:ノーマンアンリはいいんだけど、休むとコージーの体力が減るのがね…
なんの心配をしているんだこいつら。
まあいいかと休むことにすると、コージーもほっとした顔をした。
コージー:おめーら、人間じゃねーよ!
ノーマン:アッハッハ!まあ神に挑もうってんだからよぉ~
ノーマン:とにかくここで一旦ビバークだ、かなりきつい処だけど落ちるなよ?
コージー:落ちねえよ
アンリ:気を付けろよ。流石にこんな高い処で寝るのは初めてだ
ノーマン:ここもう一万m近いぞw
こんなところで寝ること自体人類初ではと盛り上がる。
ノーマン:そういえば気になったんだけどよ
アンリ:ん?
ノーマン:あの手記だよ手記。リチャードの。化け物に襲われたとか書いてなかったか?幻覚かねえ
アンリ:ああ、それな。ずっと気にはなってたんだが。
アンリ:でも今まで見てきた死体の雰囲気からみると、そういう変なものに襲われたって可能性は
アンリ:もしかしたら無きにしもあらずなのかものしれない
ノーマン:こんな環境で生きていける生物がいるとも思えないけどなー
コージー:ああ、こんなところに生物が生きているわけがないだろ
ノーマン:お前…の…そういうところちょっと好きだぜw
アンリ:ははは!
コージー:馬鹿にしてんのか?
ノーマン:いやいや、いいわ。気が楽になったわw
コージー:なんだよ、常識的に考えろよ
アンリ:和む
2ピッチ終わった地点でビバーク。
お休み前のダメージ判定。
ノーマン:1D3
Cthulhu : (1D3) → 3
アンリ:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
コージー・オスコー:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1
さすがに登攀いっぱいしておつかれノーマン。
コージーは1ダメで済んだ。偉いぞコージー。
食料:13
<登山十五日目>9000m(大黒壁2ピッチ目付近)
【天候決定ロール(極高所)】
ユルヨ:CCB<=60 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=60) → 45 → 成功
アンリ:CCB<=40 幸運
Cthulhu : (1D100<=40) → 23 → 成功
ノーマン:CCB<=30 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=30) → 16 → 成功
【快晴無風】
ストレート成功の快晴無風。これは持ってる。
ノーマン:よ~っし最高の天気じゃねーか
アンリ:よーし…
コージー:思ったより全然天気が穏やかなんだな。これは楽勝なのでは?
ノーマン:おいやめろ~そういうの日本だとフラグっていうんだぜ
コージー:ああなんだぁ?フラグ?
ノーマン:旗だ旗!
アンリ:そういうと本当に起きるとかいうそういうジンクス的なやつだ
ノーマン:ああ?そんなわけねーじゃねーか
笑うノーマンとアンリ。
いやもう一回フラグ回収してるからな?
コージー:なんだお前ら迷信なんか信じてるのか。思ったより気ぃ弱いな
ノーマン:おやおや、途中で泣きながら帰ろうとしたのは誰だったかねえ~??
アンリ:ハハッ
コージー:うるせーぞ!!
ノーマン:よーしコージー、今日も命預けるからたのむぜ!
コージー:……(唸)死んでも知らねーからな!
クライムオン!
3ピッチ目に挑戦。
ノーマン:CCB<=95 【登攀】
Cthulhu : (1D100<=95) → 93 → 成功
アンリ:CCB<=95 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=95) → 47 → 成功
デポしてなかったら死んでた。危ない。
しかし辛くも成功。
このまま4ピッチ目へ挑戦。
ノーマン:CCB<=75 【登攀】
Cthulhu : (1D100<=75) → 41 → 成功
アンリ:CCB<=75 ナビゲート
Cthulhu : (1D100<=75) → 4 → 決定的成功/スペシャル
クリティカル!!
二人は世界最高レベルの技術を(コージーに)披露して大黒壁を登り切る。
コージーは下で二人の様子を惚れ惚れと見ていたそうな。
高度一万メートル、
そこに最初に手をかけたのはクライマーであるノーマン。
大黒壁の登攀を終え、山頂間近。
そこに三人で立つことに成功。
すでにここは他の人類が到達したことのない地点です。
アンリ:来たんだな
ノーマン:ハッハー!Foooジーザス!!俺の勝ちだな!とんだくそアマだったぜ!!
ノーマン:おいコージーどうした!やったんだぜお前!
コージーは声も出せずにぼーっとしてる。
コージー:そうか…
アンリ:来たぞ
ノーマン:お前人類初だぞ今
コージー:そうか!やったのか!!やった!!
ノーマン:そうだ、親父よりすげーぞ、歴史に名前残せんじゃね?
アンリ:よくやった
コージー:そうだな、あんたたちが連れてきてくれたんだ
ノーマン:馬鹿だな、それだけじゃここまで来れてねえよ。お前もよくやったよ。
アンリ:(いい子だなぁ…)
コージーの頭をワシャワシャする35歳コンビ。
これはコージーも笑顔で受け入れる。
ノーマン:おいいまシャッターチャンスじゃねーか?
アンリ:そうだこれ借りてきたカメラ
コージー:やめろよっ別にここ山頂じゃねーだろ!あとちょっとなんだからとっとけよ!
ノーマン:そうだな、じゃあ行くか!
アンリ:行くか
胸を弾ませながら、山頂への稜線を進む三人。
そして、ついに神々の座、山の頂きが近づいてくる。
浮かれ切ったようすで足早に山頂に近づくノーマンを負いながら、
コージーが後ろからついてくるアンリを振り返る。
コージー:アンタいいのか?最初に登らなくても
アンリ:俺は登れればいいという感覚だからな
コージー:ふーん、でもアンタの友達、なんか言ってなかったけ。いいの?まああんたがいいなら俺はいいけど
アンリ:俺は大丈夫だよ、さあ登った登った
コージー:ふ~n
ウキウキのノーマンが最初に山頂に足を乗せた。
不思議と風が止み、眼下にはこれまで登ってきた漆黒の山脈と、
純白の雪景色が広がっている。
ここから世界創造が始まるのではないかと勘違いさせるような原始的な風景。
推定標高10363m、地球上の最も高い位置に、今三人は立つ。
ノーマン:はァ~~言葉になんねーよ。やっぱ山頂ってやつは何度立っても最高だな
ノーマン:それに今回の相手はヴァージンだ!はぁ~最高
アンリ:言い表せない達成感があるな
コージー:いや・・・気持ちいいな
ノーマンアンリ:そうだなぁ
コージー:気が狂う気持ちもわかるぜ、わかった
ノーマン:こいつに魅入られちまったんだなぁ
コージー:それでもお前たちは本当に変な奴らだとは思ってるけどな
アンリ:フッw
ノーマン:お前いまその変な奴らの仲間だからな!?
アンリ:ああ、まさにそれだな
コージー:いやだとしても、俺だったら俺みたいなやつは連れてこねえよ
ノーマン;ハハハハハw違いねえ俺たちも不思議なんだw
アンリ:でも来れてよかっただろう?
コージー:…うん、そう思う
ノーマン:それにお前が居なかったら登れなかった、一人足りなかったしな。ありがとよ。
コージー:俺は…あんたたちがすげえのを見てただけさ。いや凄かったぜ、正直ビビっときた。
コージー:かっけえなって思ったよ
ノーマン:へへっお前もこれから俺たちみたいな一流のアルピニストになってくれよな
コージー:あたりまえだ!俺はいまから…一流のアルピニストだ
ノーマン:確かにちがいねえ、ちゃんと三人で登ったっていってやるからよ
コージー:あたりまえだ!事実だからな!
ここで写真のことを思い出すノーマン。
アンリへと水を向ける。
アンリ:写真がなぁ…俺あんまり上手くないんだけど…折角預かったし撮ってみるか
写真術の初期値は10。
ここで温情で持ち主の力が宿ったということで、持ち主の技能−30%で撮ることに。
ユルヨ:CCB<=50 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=50) → 10 → スペシャル
素晴らしい、最高の写真がとれました。
ノーマン:どれどれ…やるじゃ~ん!綺麗なもんだ
アンリ:だな、きっとユルヨのカメラがいいんだよ
ノーマン:そうだなぁ、あいつも変なやつだったけど俺たちが登れたしいいか
ここでコージーがユルヨへ無線をつなぐ。
ちゃんと通じるようだ。
ユルヨ:おやおや!通信がきたよ
通信をつなぐと挨拶もなしにコージーが叫ぶ。
コージー:テメー!このやろー!やってやったぞばかー!!
ユルヨ:おおやったのか!よかったよかった
それだけ叫んで満足したのか、コージーは通信機をアンリへ渡す。
アンリ:あ、いま山頂に到達した。
ユルヨ:おっおめでとー!写真はどうだった?
アンリ:写真もすごく綺麗にとれたよ
ユルヨ:よかったよかった~
アンリ:ありがとね、カメラ
ユルヨ:いやあちゃんと下りてきてカメラを返してくれよ、現像して渡さなきゃいけないんだから
アンリ:ああ、楽しみにしてる。ケビンたちは大丈夫か?
K2の症状は一時落ち着き、ユルヨたちは7000m付近にいるとのこと。
梓の介抱により少しずつ病状は回復には向かっているものの、
いつ下山しようかとタイミングを計っていたところ。
梓もユルヨの横で聞き耳を立てているとのこと。
アンリ:みんな無事だよ
ユルヨ:みんな無事だそうだ
梓:そう、良かった。おめでとう!!
アンリ:ありがとう
ここでアンリがさらにノーマンへ無線を渡す。
ノーマン:はいはい…K2は出れるか?
ユルヨ:どうだろう、ちょっと待ってくれ
K2が出られるか確認するユルヨ。
意識は朦朧として動けはしないが、
無線がきてからソワソワしていたK2に無線を近づける。
K2:ああ、ありがとう
ノーマン:はぁい、パパ~?こちら高度10363m、視界良好、天候良好。
ノーマン:いや~さいっこうの景色だぜ。
K2:…よくできた息子だよ、お前は。よくやった、ありがとう。
ノーマン:おうおう…本当はアンタと来たかったよ。あと30若かったら行けたかもなw
K2:そうだな…いや、きっと君なら私の歳になっても登るだろう。
K2:これは予言だ、覚えておきたまえ
ノーマン:ありがとよ、最高の褒め言葉として受け取っておくぜ
K2:気を付けて、下りて来いよ…
ノーマン:帰るまでが遠足だからね~
K2:ああ、そして山頂の景色の話をもっとしっかり聞かせてくれ
ノーマン:了解。アンタも無理すんなよ。
K2:ああ、こっちは二人掛かりで私を助けてくれている。頭が上がらないが、幸せなことだ。
梓に代わってくれるよう頼むノーマン。
ユルヨが梓へ無線を渡す。
梓:梓です。ついたのね。
ノーマン:ああ~おかげさまで。アンタの冷静な判断のお陰だ。
梓:フフ…冷静だったかしら?それならいいけど、でも、貴方たちが登頂したってことは
梓:私、正しかったって思えるわ。おめでとう。
ノーマン:最高の医療スタッフだった。ありがとよ。
梓:いいえ、貴方たちが帰ってきてこそ、そう、無事に帰ってきてこその最高の医療スタッフよ
ノーマン:あ~~……は~いママ!
梓:!もう
横で聞いていて笑うアンリ。
ノーマン:もう切るが、他に言っておきたいことはないか?
梓:いいえ、ただ無事に帰ってきて。そればかりよ。
ノーマン:了解しました
梓:地上で会いましょう
ノーマン:おいおい待っててくれないのかよw
アンリ:ケヴィンのこともあるしな
ノーマン:K2のこと頼んだぜ
梓:ええ
ここで通信終了。
一旦ユルヨ組の描写をすることに。
通信が切れたのち、全員でほっと溜息をつく。
梓:彼ら、無事ついたって
ユルヨ:よかったよかったぁ
梓:私たちは今7000m、どうする?あの子たちを7000で待つか、6000で待つか…
ユルヨ:そうだなぁ、7000で待ちたい気持ちはあるけどK2のことが心配だ
梓:そうね、医療スタッフとしてはできる限り早く下に下りたい。これが本音。
ユルヨ:そうだな、僕たちはK2のために下におりたんだ。だったら僕たちは下りるべきだろう。
梓:ええ…頼もしいわね!
ユルヨ:いいええ?いや~いい写真を持って帰ってきてくれると期待しよう
梓:どうかしらね、機械とか疎そうだもの
ユルヨ:や~誰か一人くらいマシな写真もってかえってくるでしょ
梓:ええ?そう思う?あの三人で?
ユルヨ:いやあまあそうなんだけど、奇跡の一枚があるかもしれないじゃない
梓:そうね、それを期待しましょう。じゃあ私たちも撮りましょうか。
そういうとスマホを取り出す梓。
カメラマンを申し出るユルヨを押しとどめる。
梓:あなたも撮られる側になるのよ
ユルヨ:ええ~ちょっと~僕は顔の傷があるからいいよぉ
梓:そんなのどうでもいいじゃないの
ユルヨ:ええ…まあ…今回くらいはいいかぁ。ほら、K2もこっち見て見て
穂高 梓:CCB<=(14*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=70) → 21 → 成功
いい写真が取れました。
ユルヨ:おっなんだちゃんと撮れてるじゃない
梓:あら本当?よかったよかった、私も案外いけるものね。最近のスマホはすごいからね
束の間の優しい時間。
きい:束の間、束の間って言った
KP:では山頂にもどりま~す!
~山頂組~
山頂からの適当に写真をパシャパシャとるアンリ。
まお:撮れてるかどうかは謎ですw
KP:では幸運振ってください
アンリ:CCB<=70 幸運
Cthulhu : (1D100<=70) → 3 → 決定的成功/スペシャル
無駄クリw
こま:こわ、やばいw
まお:これは帰れないフラグ立ってるwこれ帰りファンブラない??
いい写真がいっぱいとれました。
ノーマンはポケットからメープルの葉っぱを出して山頂にポンと置く。
コージー:なんだこのメープル
ノーマン:まあ国旗の代わりだな
コージー:普通にフラッグ立てればいいだろ
コージーがメープルの葉の横にカナダのフラッグを指す。
ノーマン:なんか人工物で汚すのがちょっとはばかられてな
コージー:メープルだって人工物だろうが
何か話がおかしい。
こま:メープルは植物でじゃないだろ?!
KP:瓶は人工物では?
こま:ちげえ~~w葉っぱだって!メープルシロップ置いてるわけじゃねえww
カナダの国旗の真ん中のメープルの葉をイメージしてたんです。
狂気山脈のメープルシロップ掛けはしてません。
コージー:葉っぱなんか吹き飛ばされるぞ
ノーマン:じゃあそのフラッグ、メープルに突き刺しちまおうぜw
串刺しメープル。
ノーマン:人生でいまんとこ最高の日だわ
アンリ:そうだなぁ
アンリは回収したネームプタグを掲げるアンリ。
KP:埋めなくていいですか?
埋めるかどうか迷っているアンリ。
ノーマン:埋めてやったらどうだ?
アンリ:そうだな、じゃあ…
山頂にリチャードのネームタグを埋める。
ノーマン:よおリチャード、あんたの友達は確かに一流の登山家だな
アンリ:…来たよ
コージー:あれだな、こいつの墓参り世界で一番高いとこまでこないとけねぇのか
アンリ:ははは、確かに
ノーマン:俺たちしかこれねえなぁ!
コージー:厄介な墓になっちまったなぁ
アンリ:確かになぁ
ノーマン:静かに眠れていいだろうさ
コージー:本望だ本望
ノーマン:山男だからな
コージー:いやー気ィ狂ってるわ
一同笑う。
さて暗くなる前に帰ろう。
そうして下山をしよう身を翻す三人。
その足元が、ぐらりと揺れる。
ギシギシを山が鳴動し、ガスが上がってきている。
ノーマン:おい急ぐぞ
アンリ:ああ
コージー:あ、ああ、なんだ、何が起こるんだ
ノーマン:山肌が崩れるのかもしれない
コージー:いや、こんな高いところで…おいおいおいおい
急いで来た道を戻る。
そのはずだった、しかし、通ってきた道が断崖前壁と切れ落ちている。
明らかに来た時と山の様子が違う。
天候もみるみる変わり、吹雪と雷鳴がはじまる。
来ると思ってました(こま&まお)
KP:聞き耳を振ってください
ノーマン:CCB<=75 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=75) → 91 → 失敗
コージー・オスコー:CCB<=50 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=50) → 25 → 成功
アンリ:CCB<=80 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=80) → 39 → 成功
コージーとアンリは、オオ~ンといううめき声のような声が聞こえる。
風の音とは思えない、生き物の声に聞こえる。
雪山の山頂にはなにかいるのだろうか。吹雪は強まっていく。